言語設計者たちが考えること
言語設計者どのような思想でプログラミング言語を開発したのか日本語でまとまった書籍があったので、購入しました。言語の仕様とかの内容ではなく、言語設計者がなぜ言語をつくろうと思ったかインタビュー形式でまとめられています。
C++,Python,APL,FORTH,BASIC,AWK,Lua,Hakell,ML,SQL,Objective-C,Java,C#,UML,Perl,PostScript,Eiffel,Rubyについて書かれています。私個人としては、javaScript,Scheme,Lispも入っていてほしかったです。メジャーどころの言語、手続き型言語、関数型言語は入っていたので、言語に興味があれば、それなりに楽しめる本だと思います。
今日では、コンパイラやインタプリタなどの処理系が無償で提供されるようになり、プログラム言語そのものではビジネスにつなげることは難しいとは思いますが、これからも新しい言語をつくる技術者が出てきてくれることを願います。
言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Federico Biancuzzi,Shane Warden,伊藤真浩,頃末和義,佐藤嘉一,鈴木幸敏,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 大型本
- 購入: 11人 クリック: 411回
- この商品を含むブログ (52件) を見る