Apache MavenとAntの違いについて調べてみた
Mavenの本をいただきました。
Mavenについてはいままで気になっていたのですが、本格的に使ったことがなかったし、あまり良さも理解できてなかったので、
この機会に本*1を参考に調べてみました。
Mavenについての内容を抜粋。
マスタリング Maven Java開発の容易性を実現する次世代のビルド/構成管理ツール
- 作者: 中島洋行
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2005/12/13
- メディア: 大型本
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Apache Mavenとは何?
SWEBOK(softwea Engineerring Body Of Knowledge)の分類とは主に構成管理ツールの中のリリース・ビルドツール(Release and Build tools)に分類されます。また、さまざまなプラグインを組み込むことによりソフトウェアテストツール、ソフトウェア保守ツール、ソフトウェア品質ツールの機能なども追加することが出来ます。
実現できること
実現できないこと
MavenとAntの比較
ビルドツールとしての優位性
- MavenはAntを包含している。既存のAntの資産をそのまま使用できる。
- Mavenはbuild.xmlで記述するような、どのプロジェクトでも繰り返し書くようなものは、プラグインとして用意されているため全く書く必要がない。
- Mavenはプログラムを書くことで基本的にどのような処理でも可能である。
- Mavenは標準のディレクトリ構成を決めているためすべてのプロジェクトで共通して使うことが出来る。
- Mavenはライブラリ管理機能は優れている。あらゆるプロジェクトをリポジトリで一元管理し、必要なライブラリは自動的でダウンロードすることができる。
- Mavenはプロジェクトのテンプレートを作成する機能がある。
簡単にいうとAntで出来る作業はMavenでも同じよう出来、さらに便利に使えるということです。
とくに複数のプロジェクトを管理している場合はライブラリが一括管理できるのでさらに便利になります。
使わない手はないでしょう。